Vol.6 台湾 台北オーガニックショップ&マルシェ
Vol.6 台湾 台北オーガニックショップ&マルシェ

Vol.6 台湾 台北オーガニックショップ&マルシェ

台湾は、日本より「オーガニック」が一般により身近だったように思います。

2015年に訪れた台北。まず向かったのは、「天和鮮物」。
高級感のある店内には、生鮮食品・加工品・日用品までズラリと揃っていて、見るだけでワクワク。
生鮮食品のコーナーには、「有機」の野菜や果物がたくさん並び、加工品や日用品の棚には、台湾でしか手に入らないお米や豆、加工品など。
その他にも国産以外も取り揃えられ充実していました。
そして、パン屋とレストランも常設してあり、驚いたのはパンに使用されている原材料が「天和焙培主要産品分析」として壁に掲示されていたのです。
当時、原材料となる小麦粉の産地などが掲示されているところなんて見たことがなかった。
この1店舗だけでも、台湾の人達の意識を高さを知ることができました。

こちらは、「花博農民市集」TAIPEI EXPO Farmer’s Market。
このファーマーズマーケットでは、台湾各地からオーガニック食材の出店があり、言葉がわからなくても、お野菜の販売では「有機」という文字で判別できます。
無農薬のお茶や果物を栽培する農家さん達も、手塩にかけた生産物を販売し、買いに来るお客さんも「オーガニックが好きな人」というイメージではなく、
学生から高齢者まで幅広い一般層の人達で賑わっていたことも、とても印象的でした。

ファーマーズマーケットが開催された施設の中にあるお店「神農市場」。
こちらには、台湾各地の特産品や日用品が入手できます。
店内には食事ができるコーナーもあり、食べたい料理を指さすとプレートに盛り付けてくれて、魚の蒸し物に、野菜炒め、卵炒めを選び、黒米とワカメスープ。
台湾での楽しみは料理もそうですが、お米の種類が多いのも気に入ってました。
このようにファーマーズマーケットや専門店を巡ると、台湾で暮らし、さまざまな食材を使って台湾料理を習得してみたいなと思ったり。
日々の暮らしの大切さ、豊かさを教えてくれるような、そんなところが素敵です。

その後、2017年か2018年くらいまでの間、台湾には年に1度は足を運ぶようになりました。
台湾については、また過去の記憶を辿りながら書こうと思います。